bright eyes


星屑が溢れた 月のカーブを滑って
深い河に 落ちて、沈んだ

君は、ずっと見てた  細い糸、垂らして
輝く欠片を 釣り上げた

「忘れられるものは、忘れてしまえばいい」
そう想って 僕は歩いていた

あなと出逢ってから 海辺へ続く道の潮風が
とても心地良くなったんだ

目を閉じれば、今も思い浮かぶよ

季節は巡り 冬になって
窓の外には 雪が舞ってた
僕らは誰を待っていた?
ずっと、ずっと、君に逢いたかったんだ

自分の弱さへの苛立ちや

大切なものを失った事

全部、全部、吸い込まれていく

君の輝く瞳に


1つ、2つ、3つ、数えて朝を待っていた
僕の指は冷たかった
5つ、6つ、7つ、8つ、重ねた騒がしい日々は
忘れられないものになった

「言葉にできないのなら、何も言わない方がいい」
あなたは、そう言って泣いていた

桜の花びらは 川の流れに揺られ
僕らの前から 消えていった

目を閉じれば、今も思い浮かぶよ

季節は巡り 冬になって
窓の外には 雪が舞ってた
僕らは誰を待っていた?
ずっと、ずっと、君に逢いたかったんだ

ずっと… ずっと…

あなたには言えない苦しさや

僕には伝わらない悲しさ

あなたには見せられない弱さや

僕の前では流せない涙

全部、全部、吸い込まれていく

君の輝く瞳に