風がそっと 吹いた
君はふっと 笑った
旅人は波に 揺れてる
優しい涙が 潮っぽい 肌に触れた
雲は流れてゆく
波際の貝殻は
角が削られて 丸く
彼らも 波に揺られて
それでも「大丈夫です」と
言える強さを
ずっと、探していたよ
愛は、そっと側にある
君さえ気付かぬところ
愛は、ずっと奥にある
君さえ届かぬところ
さあ、手を上げてリズム 刻もう
僕らが 僕らである為に
さあ、顔を上げて歌を歌おう
僕らが、僕らである様に
風はぴたっと止んだ
僕らは、我に返った
旅人は波に揺れてる
何が悪かったの?
誰のせいなの?
そんなのどうでもいいさ
愛は、そっと側にある
君さえ気付かぬところ
愛は、ずっと奥にある
君さえ届かぬところ